8年間ほったらかしの佐藤錦?との事ですが・・・

何処かで見たようなタイトルですが・・・。



先般、メールで「さくらんぼ出荷基準板」の入手先のご質問が

切っ掛けとなりまして、昨日写真添付のメールを頂きました。



通称”あきさん”のご実家の庭には、

露地植え8年生の桜桃があるようです。



この苗を購入した時の説明書きには、

自家受粉する「佐藤錦」と記載されていたようです(^_^)。



あきさんのお話では、

4年ほど前から実が付き出し、

昨年は12粒を収穫出来たようです。

更に沢山収穫してみたいとの想いで、

昨年から施肥や誘引を始められたようです。

 

確かに、自家受粉性の品種であるようです。

あきさんの桜桃手持ち品種は、

「ナポレオン」と「紅秀峰」の鉢植え1年生ですので、

受粉は無理な状態です。



先ずはメール添付の写真をご覧下さい。

IMG_0126c3

花芽がびっしり付いています。

既に蕾も確認出来ます。

ちなみに、あきさんは大阪在住のようです。



管理状況は、全くの無剪定とのことです。

 

 

この位花芽が付きますと、

人工受粉して実付きを確保したくなります。

IMG_0127c2

ほったらかしで、ここまで花芽が付くのでしたら、

下手な素人剪定はしない方が良いということでしょうか。



さて、この桜桃の品種はなんでしょうか?

ちなみによく知られる自家受粉性の品種としまして、

「香夏錦」、「アメリカンチェリー」、「さおり」などで、

最新品種では「紅きらり」などがありますね。



受粉樹のないあきさんは職場に咲いていたソメイヨシノらしき花粉で

受粉してみようかと考えて居られる様です。



あきさんには失礼ながら、

図らずも長梢栽培的な長果枝も見られます(矢印)。

IMG_0130c1

こんなに沢山花芽を付ける方法をお聞きしたくらいですね。



いや、兎に角この写真を拝見しまして、

驚きました。



これは、是非皆様にご紹介したいと思いまして、

あきさんにご了解を得た次第です。



ちなみに、昨年の全収穫果の携帯画像も送って頂きました。

sakurannbobc1



さて、皆さんはこのさくらんぼをご覧になりまして、

品種を特定できますでしょうか。



@この苗は、HCで購入されたようです。

あき様

この度は、貴重な画像と情報のご提供、ありがとうございました。



ご意見をお寄せ下さいませ。





・・




この記事へのコメント

テル
2011年04月08日 20:16
質問です。
以前から疑問なんですが、長果枝として紹介されている枝が極々当たり前の花束状短果枝の付いた2年枝にしか見えないんですがドコが違うんでしょう?
前年枝の先端だけ葉芽で枝元から他の芽は花芽にする方法も有りますが、それなら長果枝として良いと感じますが、普通の2年枝にしか見えないもので・・。
しお>テルさん
2011年04月08日 20:59
この矢印枝を見てのご質問でしたら、写真の枝が2年枝なのか4,5年枝なのか不明ですね。例えが良くなかったと思います。よく見ますと先端の方にも花芽のような固まりが見えます。長果枝の場合は、花束状短果枝の付いた上部の葉芽を1つ残しで剪定する手法と理解しています。
普通の2年枝も剪定法で長果枝栽培になりますし、短果枝栽培にもなりますね。
S.F.Taka
2011年04月08日 22:42
えーと。。。

この品種は「蔵王錦」の色に近いと思います。
実の大きさがエラク揃わないところやイビツになるところも蔵王錦の特徴と一致します。食べてみると一発でわかるんですが。。。
蔵王錦は非常に受粉しやすい品種ですので、いわゆる「受粉樹」が近くに無くても何かの花粉で受粉するようです。
なので、この場合もそうなのかと思います。

長果枝と短果枝ですが、これは「枝」という言葉が付いているので誤解を招きかねない単語です。
どちらにしても花芽は1年枝にしか付いていないんですよ。というとまた誤解を招きかねないんですが、葉芽を1シーズン栽培したところが花芽になります。
それが枝となっていた場合が「長果枝」と呼ばれ、枝がなくて「葉芽」となっている場合が「短果枝」と呼ばれます。その部分はどちらも2年枝以上の枝にしか付きませんので、その「2年以上の枝」だけみると短果枝は2年枝みたいな誤解が出てくるように思います。
桜桃の花芽は全て1年枝部分にしか付きません。
また、言葉の定義で当年伸びた枝は「新梢」と言っていますが、これが秋に葉が落ちると翌年に落葉するまでは1年枝と呼びます。つまり新梢は0年枝ですね。
テル
2011年04月09日 07:12
要するに・・適期に摘心して花束状短果枝にするか・放置して新梢も伸ばし冬季に葉芽を1ヶ残して剪定するかの違いをそう表現をしていると言うことですね?

葉芽を1シーズン栽培しなくても、その年に伸ばした新梢の先端以外の芽の全てを花芽にして、翌年収穫する方法が有るのでそれを長果枝栽培と言っているのかと思いました。
そうすると、見た目が違うな~・・と。
しお>S.F.Takaさん
2011年04月09日 07:15
補足コメント、ありがとうございます。

蔵王錦の可能性有りですか。
HCで取り扱われる品種にこの苗木が入っているか疑問が残りますが、自家受粉性の佐藤錦?でない事は確かですね(^_^;)。
日本一の果実
2011年04月09日 12:09
完全に負けました。^^;
本当に見事な花芽ですね。
これは何もせず待った方が良いと言うことでしょうか。
しかし勿体無いです。
これがさおりくらいでしたらもっと良かったのにと思ったりします。
tangor農林8号
2011年04月09日 13:59
思いっきり引っ張ってますね。剪定しないで横向きになるように誘引したら確かに実付きがよくなりそうですね。大阪で栽培できているというのはいい話です。ウチでももうちょっと何とかなるかも、と勇気付けられます。
しお>日本一の果実さん
2011年04月09日 18:53
これには負けますね。
ほったらかしでこれだけの花芽は、どういう事なんでしょうか。
植え付け場所の影響なんでしょうかね。
認識が変わりますね(^_^)。
しお>tangor農林8号さん
2011年04月09日 18:55
同じ大阪在住の方には、見逃せない事例ですね。
遣りようでは、大化けするかも知れません。
勇気を持って頑張って下さい(^_^)。