気まぐれな実付きに依存の柿です
狭い上の畑には驚くべき事実があります。
ほとんどが鉢植え栽培の果樹種の中で、
柿の木だけが5本も露地植えしてあります。
その内の3本はほとんど結実実績無しで数年を経過しています。
ここまで来ますと切るに切れない自分がいます。
下の畑の次郎柿は沢山の花芽で喜んだまでは良かったのですが、
強烈な生理落下で残ったのは3,4果あるでしょうか?
昨年この次郎に高接ぎした穂木で生き残った品種は
いさはや、甘秋、甘百目の3品種に減ってしまいました。
活着後に春先の芽吹き無しが3品種もありました。
高接ぎの「いさはや」は辛うじて1果が残っていますが、
危うい状況です。
こちらは、上の畑の黒柿に高接ぎの「いさはや」ですが、
実付きは良好です。
大きな柿になるらしいので、非常に楽しみです。
同じ黒柿に高接ぎの「基肄城」は2年目で結実しました。
この柿も大実らしいです。
台木本体の黒柿は、例年通りの実付き良好です。
「太秋」は上の畑に2本植えてありますが、
実が付くのは貧弱な苗の方だけで見た目の良い木は全く結実しません。
現在は多品種接ぎ木台として活躍しています。
上の畑には露地と鉢植えで2本の次郎があり、
実付き良好は鉢植えの「次郎」です。
露地の次郎はやはり多品種用の台木となっています。
頂いた老爺柿苗が初結実しました。
鑑賞・盆栽用などに使われているようですが、
完熟果はとっても甘い柿でした(実を頂いて味見しました)。
柿に関しては、生らせるという意図が全く働いていません。
たまたま生ってくれてありがとう・・・と言った状況です。
少ない結実ですが、
味見には十分です。
大実を早く見たいところです。
・・
この記事へのコメント
柿は裂果がありませんので安心です。^^
柿も大実品種は楽しみですね。
家のキイジョウも今年結実2年目で、実力の片鱗を見せるのか見極めの年になります。(ホワイトモグタンさんの所は大実にならないようですから大実要素ついては半信半疑です。)
黒柿は裂果し易い品種でして、収穫時期の降雨は要注意ですね。
そうですか、基肄城は大実になりにくいですか。
ウチも渋柿が一本くらいあっても良いかな・・などと思っています。
老爺柿の幼果はユニークな形をしていますね。
まるで「マタタビ?」のような形ですね。
初めて見ました。珍しい、珍しい!
確かにマタタビの形状ですね。
幼果ですが完熟時でもこれを一回り大きくした程度で極めて小果なんですよ。
サクランボのように主幹を立てないようにしたり、木の周囲に大きく溝を掘って、根切りをするといいですよ。
一寸いじめてみますね。