暴れコルト台22年生佐藤錦の剪定:S.F.Takaさんの桜桃栽培⑳

今回の題材は初めて登場のコルト台22年生佐藤錦です。

コルト台の特徴でもあります樹勢の良さ故に

主枝の調整に手を焼いているようです。



暴れコルト台のこの佐藤錦もようやく落ち着き出した感じで、

これから収穫株としての働きに期待と言ったところでしょうか。




言われてみますと何となく上に向かう勢いが強そうに感じますのは

私だけでしょうか(^_^)。

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この木の主枝を1本題材に、

整枝・剪定の様子をアップします。



主枝と重なるように付いた結果枝や、

枝間隔が詰まった結果枝などの問題点を抱えた枝のようです。

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同じ枝の角度を変えて眺めた画像を2枚。

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S.F.Takaさんから送って頂いた画像を、

私が確認出来る範囲で加工・描画していますが、

見落としもあるかも知れません。



剪定前と後の比較で、

皆さんの今後の剪定機会に参照下さい。

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黒田実氏の著書によれば、

主枝・結果枝の配置は葉脈状に残すのが良いとのことです。

一枚の葉をイメージして結果枝を整枝すると

陽の通りも良い樹になるようです。




剪定後の主枝を主幹側から眺めた画像です。

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同じ木ですが、題材以外の他の枝です。

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S.F.Takaさんの選定作業はまだまだ続くでしょう。

お忙しい剪定作業中の画像確保、ありがとうございました。



今回のコルト台佐藤錦の粒は青葉台佐藤錦と違いがありますでしょうか?

チョット気になりますね。




@デジカメ画像・情報のご提供はS.F.Takaさんです。




この記事へのコメント

S.F.Taka
2011年03月07日 17:28
お手数おかけしました。
樹勢を落ち着かせるのに2年ほどかかっています。まだ完全にコントロールしきれていないので、下の主枝をもう少し間引くのはもう少し後になります。

収穫物は全く変わりないです。ただ他の樹より開花が遅いので(例の25年と比べると2日ほど)収穫も後になりますが、モノ自体は変わりないです。
収穫量も同じですね。

となると。。。
初期収穫量の確保から考えてみると、佐藤錦の露地栽培の場合ではコルトにする意味はあまりないかもしれません。
紅秀峰のように樹勢が落ちやすい品種ではコルトがいいと思いますし根域制限ではやはりコルトだと樹勢が落ちなくていいと思います。

しお>S.F.Takaさん
2011年03月07日 18:49
お疲れ様でした。
なるほど、収穫果に相違はなかったですか。佐藤錦にはコルト台は必要ないとのS.F.Takaさんの見解は納得です。

根域制限で樹高制限などの制約下ではコルトが活かせるかも知れないとのご意見は心強いところです(^_^)。

日本一の果実
2011年03月07日 20:27
素人とプロは見方が違いますね。
私のような素人はこれくらい大胆には切れません。
特に桜桃はそうです。
プロは単に生らせるのが目的では無く、収穫した桜桃のレベルが問題になります。
木を見て結果が見えて来るのでしょうね。
この枝を切らないと結果としてどのような影響があるのか。
正にそこがプロの目ですね。

葉脈状ですね。
どの果樹にも当てはまる基本ですが、このように仕立てられれば上級だと思います。
大変参考になります。
しお>日本一の果実さん
2011年03月07日 20:53
日本一の果実さんの仰ることは良く分かります。
でも、自前の木が成長した(10年後?)あかつきには、きっと大胆な整枝・剪定をしている日本一の果実さんがいると思います。