柿の居接ぎ、その後

春先に実施しました柿の高接ぎや居接ぎですが、

高接ぎの様子は時々アップしていましたが

少ない施術の居接ぎは忘れがちでした。



上の畑の「太秋」もようやく柿色に変化しだしています。

まだ完熟ではなかったので、

道路側で防鳥ネットを破って持って行かれた苦い経験から、

二重の保護ネットで樹全体を覆っておきました。

taisyu1026c1

これで完熟まで無事に残せそうです。




さて、普通柿実生台と老爺柿実生台を使っての

居接ぎの結果ですが

現在確認できた成功接木は普通柿台を使った3本のみでした。

老爺柿台は1本しか接いでいませんでしたが、

台木は元気ですが接ぎ穂は枯れていました。




普通柿台に接いだ「いさはや」は、

まだ青い葉を付けたまま元気です。

isahaya1026c1

6号鉢ですので特に成長が良いわけではありません。




同じく普通柿台に居接ぎの「基肄城」も

いさはやとほとんど同様な成長振りです。

kijyo1026c1




「甘百目」も上記2品種と同様でして、

活着は間違いなさそうです。

amahyakumoku1026c1

今回、頂いた台木でしたので施術例は少ないですが、

普通柿台が3/3の活着で、

老爺柿台は0/1と失敗しています。




2種の台木の良否は判定不能と言うところでしょうか。




今春、自家産黒柿と太秋の実生を行っています。

順調に発芽したことはレポートしていますが

現在の実生苗です。

kakimisyou1026c1

播き床にそのままでしたので、細い苗になっています。

早めに移植していましたら、

もう少し太い苗が出来ていたかも知れません。





・・



この記事へのコメント

ホワイトモグタン
2010年10月26日 20:38
こんばんは。
接木苗、実生苗とも順調のご様子ですね。
老爺柿台は駄目でしたか。
うちでも試しに花御所を老爺柿に3本接いで3本共に活着したのですが、どれも伸びが今一です。
今後どうなるか気になるところです。
しお>ホワイトモグタンさん
2010年10月26日 20:51
こんばんは。
老爺柿台は1本だけで失敗でしたので、普通柿台との比較は出来ませんでした。高接ぎの伸び具合を見ますと台木の勢いの良さは、穂木に影響を及ぼすかも知れませんね。老爺柿台は矮性化向きかも知れませんね。
樹は小さくて実は大きいのであればベストですが・・。

日本一の果実
2010年10月26日 20:56
居接ぎの成功おめでとうございます。
来年さらなる成長が期待できますね。
今年は接木についていろいろ勉強になりました。
高接ぎした枝も木にとっては全体の中の1本です。
養分は公平に分散されます。
高接ぎした枝が成長して欲しいと願うは単に欲目でしかありません。
接木も良く考える必要があります。
どの枝にどれだけ養分が流れるのか計算してから接ぐ必要がありそうです。
しお>日本一の果実さん
2010年10月26日 21:59
高接ぎの注意点は仰る通りですね。
あるていど成長した枝振りを想像しながら、樹全体のバランスを考慮しながら接ぐ必要がありますね。

私は各果樹に高接ぎを多用していますが、柿はバランスを崩し易い傾向にあり細かな整枝・剪定が必要だと感じています。