樹海1本仕立て:お試し栽培中

良い天気の筈が、曇り時々小雨・・

昨日は一日中降雨で人工受粉はままになりません。

朝方までの雨に濡れた花は

乾きを待っての受粉ですが、

雨除けシートの無いのが裏目に出ています。



今日のサクランボの様子。

曇り空の下ではスッキリしません。

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一応、花が乾いた頃に人工受粉を実施しました。





さて、本題の「樹海1本仕立て」です。



色々調べていきますとこの樹海仕立ての長所と欠点が

徐々に分かってきました。



私のように、ポットのみで桜桃を栽培する場合、

以下のようなことを頭に入れて取り組む必要があると

考えています(私見です)




長所:整枝剪定が比較的簡単で結実が早い。

狭い場所で多くの品種(本数)を栽培できる。



短所:長期栽培には不向きである可能性(20~30年生を目指すには)。

経年ごとに実成・大玉の劣化が予想される(クラスターの劣化?)。

木の負担が大きくポット栽培での根域制限は悪影響か?



注:露地栽培の場合は根の勢いも保たれるものと思いますので、

上記の短所は、解消されるかも知れません。



露地栽培が主体で、広い農地がありましたら

「一本棒三年枝栽培」がいいと思いますが、

私にはその場所がありません。




現在の樹海仕立て用サクランボ苗の展葉の様子です。

この3本は展葉が早めに進んでいましたので、

本日5,6葉残しのピンチを行いました。

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黄色いサクランボの新梢の中で展葉が進んでいた枝を見つけて、

ピンチしました。

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現在の樹高は6,70cm程度です。

目標樹高は2mですので、

それに達するまで頂芽の切り詰めはありません。

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頂芽以外の新梢は全て、5,6葉残しでピンチします。



同様に選抜大玉佐藤錦の新梢もピンチしました。

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今後、今日ピンチした場所から新梢が発生してきますが、

出る度に1葉残しでピンチの予定です。

6月頃まで続く予定です。



この高砂は2,3日前にピンチした新梢です。

takasago0413c2




この3本は芽動きがやや遅れていますが、

展葉が進んだ折には同様のピンチを実施予定です。

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ポット栽培で樹海仕立てを試みる場合、

出来る限り大きめのポットを用いるのが良いと思います。



これらの棒苗でも25L鉢以上に植え付けるべきだったかと、

反省しています。



桜桃の健全な育成には、

根鉢の活性化が如何に重要なことなのか・・

S.F.Takaさんの実績や

「一本棒三年枝栽培」考案者の黒田実氏の著書から

窺い知ることが出来ます。



根鉢の活性化という点では、

台木の勢いも重要かも知れません。



矮化性は無いが細根が多く樹勢を強めるコルト台への接木苗は

樹海1本仕立てには好都合な苗になるのかも知れません。



自作苗の2本は、コルト台ですので

今後の成長に期待しています。




尚、この「樹海1本仕立て」は、個人的な興味から始めています。

決して、お勧めしているものでは無く、

 

栽培にトライされます時は自己責任でお願いします。






・・




この記事へのコメント

カル
2010年04月13日 19:49
ポット栽培では不利な点があっても、やっぱり樹海仕立ては魅力的に感じます。私も今度やってみようと思います。
今後に期待していますね

「一本棒三年枝栽培」とは、どのような栽培法なんですかね

2010年04月13日 20:19
今晩は。
家では今のところ「樹海1本仕立て」を試す予定はありませんが
しおさんのお試し栽培の今後の経過が楽しみです。
「一本棒三年枝栽培」考案者の黒田実氏の著書は
昨年、たまたま本屋で見かけて衝動買いしましたよ♪

家はサクランボ栽培自体はマダマダ全然ダメな状態ですが
色々と試して自分の環境に適した栽培法を見出すのも
必要なんでしょうね。
しお>カルさん
2010年04月13日 20:21
趣味栽培で、早く結実を楽しみたいと言う希望を叶えてくれる栽培法だと思います。長年の維持管理は難しいかも知れませんが、短期的にサクランボを楽しむには良さそうですね。
「一本棒三年枝栽培」は、機会を見つけてご紹介していきたいと思っています。
日本一の果実
2010年04月13日 20:28
始まりましたね。
理想的には3年毎に枝を更新するように剪定した方が良いと思いますが、樹海一本仕立ても確認したいと思います。
来年はできたとしましても再来年は禿げ上がるのを承知で。
充実した枝の3年も長いですね。
また枝とにらめっこしてみます。
しお>こーじさん
2010年04月13日 20:32
こんばんは、こーじさん。
「一本棒三年枝栽培」は、私のような小鉢栽培やベランダ栽培では辛いものがありますね。
昔、畑で露地栽培している頃にこの栽培法に出会えていたらば・・なんて思う次第です。
こーじさんもサクランボ栽培、頑張って下さい。
しお>日本一の果実さん
2010年04月13日 20:41
露地栽培で樹勢維持が可能でしたら、クラスターの更新も出来るかも知れませんね。
色々試された結果は是非ブログでのアップをお願いします。
S.F.Taka
2010年04月13日 21:56
一本棒三年枝の件ですが、ポット栽培の場合で短い主幹に2本だけ主枝を出して・・・みたいな話をしたことがありましたが、もうひとつのいいアイディアが浮かびました。
それは、主幹を1本出すのですが、その主幹を地上すれすれのところから誘引してひらがなの「の」の字を書くように仕立てます。
それで、主幹から出た枝を結果枝として3年で更新する。。。

というアイディアはいかがでしょう?

誘引にテクが必要ですが、なんとかなりそうですし、第一この方法だと結果までが早く出来ると思います。
ポット栽培に新たな光が差し込む方法かもしれません。

なので、今年実生に接ぎ木した苗から私がやってみますよ。今年は、まぁ接ぎ木して出たきた新梢を誘引して水平90度まで曲げることくらいでしょうが。
上手くいったら落葉後に鉢上げしてみます。
2010年04月13日 22:35
樹海仕立て、何となくイメージが湧きました。が、見ると試すとでは大違いだと思います。貴重な情報ありがとうございました。
我家ではアメリカンチェリーが咲き始めたところですが、佐藤錦やナポレオンはこれからの模様です。今年は遅れてます(汗)
しお>S.F.Takaさん
2010年04月13日 22:47
こんばんは。
上から見て、「の」の字に見える誘引ですかね。誘引には、この間お聞きしたテクなどを駆使するわけですね。
「一本棒三年枝」栽培がポットで出来ましたら、私のような栽培者には、素晴らしい光明になります。これが成功しますと、ポットで大玉・高糖度も夢ではなくなりますね。
S.F.Takaさんのチャレンジには、大いに期待させて頂きます。

しお>かいづさん
2010年04月13日 22:53
樹海仕立ては、単純な作業の繰り返しですので私のような素人でも真似事は可能かと思います。来年、結実が確認できましたら成功ですね。
天候不順の影響は無視できない状況ですね。結実に影響するかも知れませんが、少しでも収穫に結びつけたいですね。
仙人
2010年04月14日 00:15
早速、樹海仕立てを始められたんですね。
私の思う樹海仕立ての欠点は着色不良だと思います。
寒冷地では簡単に着色しても暖地では着色が難しいのかも知れません。
60リットルポットで10年になりますが早期落葉を防げばクラスターは大丈夫です。
しお>仙人さん
2010年04月14日 06:28
仙人さん、いよいよ始めました。
着色不良ですか。陽当たりが良くなって着色も良い・・とのことでしたが、そんな欠点があったんですね。やはり大きめのポットが成功の秘訣のようですね。流石、先人である仙人さんの経験談は大変参考になります。ありがとうございます。
10年保ってくれましたら、私的には問題ないですね。今後が楽しみになりました。