今年初の受粉作業(桜桃)

天気予報では快晴の受粉日和でしたが、

実際は曇りがちの一日でした。

でも20℃近い気温は大歓迎です。



2,3日前からサクランボの「ナポレオン」と

「紅秀峰」が開花し出しました。



相変わらずミツバチの訪花はありません。

必須の人工受粉準備をしました。



昨年購入した花粉は冷凍保存していましたが、

1日間冷蔵保存した後、

昨夜から室温に戻していました。

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増量剤の「石松子」は、昨年使った袋に

たっぷりと残っています。




取り敢えず、「高砂」と「ナポレオン」をそれぞれ

0.5gと1gずつ使って調合しました。

 

高砂の3倍散の調合

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生産農家では倍散を使っているようですが、

昨年の私は無謀にも5倍散で使っていました。



でも、しっかり受粉できていました。

今年は、一寸贅沢な3倍散でやってみます。

 

ナポレオンも3倍散で調合しました。

sekisyou0406c3




調合した花粉はガムポットに入れて

中には乾燥剤が入っています。

kafun0406c2

梵天を使って受粉しますが、

このポリポットはジャストサイズで、

保存もし易いです。




今日の開花状況です。

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最初の受粉前にナポレオンと紅秀峰の

雄しべを採取しました。




上の写真は受粉後になりますが、

うっすらと石松子の赤色が残り、

雄しべが少なくなっているのが確認できます。



ナポレオンの受粉には「高砂」の花粉を使い、

紅秀峰には「ナポレオン」を使いました。



今日採取した紅秀峰とナポレオンの雄しべです。

紅秀峰の花粉も多くの品種で受粉できますので、

保存して置くと便利に使えます。



コタツの中で乾燥した後、

粉砕して保存します。

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まだ、開花数も少ないですがこうした花粉採取が

素人栽培には必須の作業かと思います。




このところの当地の天候は、

雨降りや曇りが多いです。



今年は、雨除けの展張を遅らせたのが

裏目にならないことを願うところです。

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今日は同じ花に2回ずつ受粉しました。



繰り返しの受粉作業が

結実確率の向上につながるのは間違いないところでしょう。



晴れ間を見つけての、

せっせ・せっせと受粉作業は続く予定です。





・・



この記事へのコメント

日本一の果実
2010年04月06日 20:35
今日はこの春一番の暖かさでしたね。
この暖かさでもミツバチがやってきませんか。
家は果樹の他に普通の花もあるのが幸いしているかもしれません。
しおさんの場合、数が数だけに大変な作業だと思います。頑張って下さい。
この努力が報われたくさんの実が付くことでしょう。
真っ赤な実を早く見たいですね。
しお>日本一の果実さん
2010年04月06日 22:21
暖かな日でしたがミツバチの飛来は無かったですね。
果樹へのこだわりからあえて草花ネタは出していませんが、ペチュニアやオステオスペルマムは花盛りなんですがダメですね。
今年の受粉状況では、人工授粉以外は結実は無いのでは・・・と思い始めています。
サクランボも危うしかもです。
2010年04月06日 22:45
これは本格的な受粉作業になりそうですね。
これなら着実な結実が見込めそうです。
2010年04月06日 22:45
本格的な受粉作業ですね。
とても勉強になりました。石松子は使ったことありませんが、花粉と同じように軽いものなのでしょうか?見入ってしまいました。
静岡のイチゴ農家では、蜂箱の盗難が問題になっているようです。こんなことになるとは、酷いものですよ。
ミツバチ、やって来て欲しいですね!我家もです。
S.F.Taka
2010年04月06日 23:01
受粉作業の前にはたっぷりと灌水して樹体に十分水分があるとめしべの乳頭に粘液がたくさん出るようになり、花粉が付きやすくなり受粉能率が上がります。
とくにポット栽培の場合は乾燥環境になりやすいので、そういった配慮があればいいですね。
ま、灌水はおろか、受粉作業すら全くしない(出来ない)私が言ういのもなんですが。。。
しお>桃太郎さん
2010年04月06日 23:09
今年は他の自然任せの果樹が全滅の危機にありますので、この人工受粉だけはモノにしたいと思っています。
しお>かいづさん
2010年04月06日 23:17
石松子はかなり軽いですね。サラサラしていてフワフワ舞い上がる感じです。
イチゴ生産者さんにとっては、エライ迷惑なことだと思いますね。いつもイチゴを頂いている友人宅のミツバチは無事であればよいのですが。
相変わらず、我が家にはミツバチの姿はありませんです。
しお>S.F.Takaさん
2010年04月06日 23:25
なるほど、良いアドバイスをありがとうございます。
幸いと言いますか、このところ雨続きでして今日は久々の雨無し日でした。
そちらの受粉はミツバチとかマメコバチを使われているのでしょうか。ウィークデイは作業が出来ないでしょうに、あれだけの桜桃を管理されているのは驚きです。

シュウ
2010年04月06日 23:54
サクランボの受粉作業、今年もうらやましいばかりです、S.F.Takaさんのアドバイスは大変参考になりました、ところで花を摘まずにナポレオンや高砂の雄花を採取するのは至難の業かとおもいますが、どのような方法で採取されたのか教えて頂ければ嬉しいのですが、よろしくお願いします。
tangor農林8号
2010年04月07日 00:03
石松子を使っての受粉、本格的ですね。実は今まで「いしまつこ」と読むと思っていたのですが、先ほど何の胞子だったか検索してみたら「せきしょうし」だったんですね。ヒカゲノカズラはよく見かけますが受粉に使えるくらい集めるのは大変そうなのでやっぱり購入した方が賢いんでしょうね。
それにしてもいつかはしおさんのように本格的な受粉作業ができるように沢山の花を咲かせたいものです。
ホワイトモグタン
2010年04月07日 06:56
おはようございます。
石松子、チョークラインの赤い粉(補充用粉チョーク)で代用できないものかと思ったことがありますが、如何でしょうかね?
馬鹿な発想ですが。笑
しお>シュウさん
2010年04月07日 07:02
シュウさん、今年もこの季節になりましたね。
雄しべ採取には、眼科手術用ですが、細かな切断に最適なハサミです。小型ながら切れは良く、手工芸などにも広く使われています。少々お高いですが、ネットで見つかると思います。雌しべまで切らないようにお気をつけ下さい。
しお>tangor農林8号さん
2010年04月07日 07:14
「いしまつこ」ですか、一袋在れば相当な使い出がありますね。ヒゲノカズラそのものはありふれたシダ類ですが、あれだけの量の胞子を集めるとなりますと受粉より大変そうですね。2,3年辛抱しますとこの程度にはなると思いますよ。
しお>ホワイトモグタンさん
2010年04月07日 07:23
ホワイトモグタンさん、おはようございます。
代用品を探すほど高価なものでは無いので、石松子をお勧めします。何せ、微妙な受粉でしょうから・・。
ホワイトモグタンさんらしからぬ発想だと思います(^_^;)。
S.F.Taka
2010年04月07日 08:50
>しおさん

ミツバチはあまり置いていませんね。また最近は値段も高くなり強勢な群も手に入りにくくなっているようですね。
当地ではマメコバチが受粉の担い手です。萱を切って束ねて営巣させていますね。多くの農家がやっていますが面倒なので私はやりません。
周辺の畑のマメコバチを自分の畑に呼び寄せる手はあるんですが、ここのように公開の場では書くことはできません(プライベートでこっそりなら。。。)
しお>S.F.Takaさん
2010年04月07日 11:32
西洋ミツバチ不足は全国的で、生産者さんはご苦労されているようですね。素人の果樹でも深刻なところですから、生活がかかった場合の影響ははかり知れませんね。
以前いたずらで葦簀を使って束ねてみましたが、営巣することはありませんでした。
今年は日本ミツバチの捕獲にもっと注力しないといけませんですね。
ジュニ
2010年04月08日 07:35
受粉の時期ですね。
私もいしまつこと読んでいました^^;
早い開花のものには、昨年度のものを使うといいのですね。
今年はホントに雨が多くて、そんな中で咲かれると、気が気ではありません。
しおさんのところは、数が多いので、大変そうですね。
受粉作業より、花粉採取の方が、とても大変そうに思いました。
しお>ジュニさん
2010年04月08日 12:24
希望通りの開花はなかなか難しいですので、保存花粉がありますと安心ですね。
スッキリと晴れる日が無くて滅入りますね。花が濡れていますと受粉も出来ず、ストレスフルです。
花粉採取は細かい作業ですが、欲が出てなかなか面白いですよ。ことしは、自然交配が望み薄ですので、桃やプルーンの花粉も採取して人工受粉を検討しています。